花
21:27
蛤のふたみにわかれ行秋ぞ
花
21:26
浪の間や小貝にまじる萩の塵
花
21:25
寂しさや須磨に勝ちたる浜の秋
花
21:24
名月や北国日和定なき
花
21:24
月清し遊行のもてる砂の上
花
21:23
物書いて扇引きさく余波かな
花
21:22
庭掃いて出でばや寺に散る柳
花
21:22
終宵秋風聞くや裏の山
花
21:21
今日よりや書付消さん笠の露
花
17:13
行々てたふれ伏すとも荻の原
花
17:13
山中や菊はたをらぬ湯の匂
花
17:12
石山の石より白し秋の風
花
17:12
むざんやな甲の下のきりぎりす
花
17:11
しをらしき名や小松吹く萩すすき
花
17:10
あかあかと日は難面も秋の風
花
17:10
秋涼し手毎にむけや瓜茄子
花
17:09
塚も動け我が泣く声は秋の風
花
17:08
早稲の香や分け入る右は有磯海
花
17:07
ー家に遊女も寐たり萩と月
花
20:35
荒海や佐渡によこたふ天の川